秋田・横手といえば焼きそば!と思っていたのですが、もうひとつ名物があります。
それはお花見団子!
一般的にお花見だんごといえばピンク、白、緑の三色団子と思うのですが、
なんと秋田・横手地方ではお団子に羊羹がかかっているんです。
とてもおもしろい文化だな!と思って毎月連載している「おいしいマルシェ」に記事を書きました。
これが秋田横手の春の定番! あんこの代わりに羊羹がかかった「元祖 花見だんご」/和菓子女子おすすめの「和(む)お菓子」 vol.34
今回注文したのは元祖 お花見団子を作っている木村屋さん。
せっかく注文するんだったら、と他の商品もお取り寄せしてみることにしました!
オンラインショップでは各お菓子の○個入りという表記しかありませんでしたが、
メールで注文するとバラでも対応していただけました!
レトロな感じの掛け紙がたまりません…!
中身はこんな感じ。バラで購入したのに立派な箱に詰めていただきました!
ありがとうございます!
かまくらロマン
まずはかまくらロマンという蒸しどら焼き。
秋田・横手では雪で作るかまくらの歴史が約450年も続いているんだそうで、
そんなかまくらをモチーフに作られたのがかまくらロマン、というお菓子。
(そういえば、掛け紙もかまくらの絵でした!)
かまくらシリーズとして、このどら焼きのほかにも大福やサブレなどがありました。
かまくらロマンはふわふわのスポンジにバタークリームが挟んであるお菓子。
味はチーズ・アップル・小倉入りの3種類。
袋を開けると蒸しカステラのようなスポンジのいい香りが漂うよ〜〜〜!!!
思っていたよりチーズ感があってびっくり!
チーズの塩気がクセになります。
珍しいなと思って購入したりんご。
想像を超える緑のクリームにちょっと驚いたけど、リンゴの果肉も入っていて、
シャキッとしと食感も楽しいフレーバー。
こういう時やっぱり外せないのがあんこ!と思ってしまうからやっぱりあんこが好きなんだなと思ってしまう。
バタークリームにはたっぷり小豆が入っていて、最高のあんバターです。
冷やしてもおいしい!
と書いてあったので冷やしたけど、バタークリームも生地も固くなりがち。
食べる前にちょっとだけ冷やすくらいがおすすめでした。
かまくらもなか
続いては、同じくかまくらシリーズのもなか。
かまくらの形なんだけど、ちゃんと中に人がいてめちゃくちゃ細かい!!!
いろんな形のもなかがありますが、こんなに精巧なものはなかなかないのでじっくり見とれてしまいました…!
中にはたっぷりのあんことお餅。
ボリューミーなもなかです。
たっぷり入っている分甘さは控えめだったからぺろっと食べられました。
栗っこ
買うときに一番気になっていた栗っこ。
普通の栗饅頭だったら買わなかったんだけど、チョココーティングのお菓子だったので
気になりました。
まず箱を開けるとアルミホイルに包まれたものが登場!
アルミホイルを開けると…
栗の形のチョコ登場!!かっわいい〜!!!!!
渋皮煮を白餡でつつみ、それをチョコでコーティングしてあります。
甘露煮ではなく渋皮煮を使ってあるのが嬉しいポイント!
とてもおいしかったです。
りんご餅
続いてりんご餅。
昭和10年代から販売されている歴史あるお菓子です。
レトロなパッケージがかわいい!
袋を開けるとリンゴの香りがふわっと広がります。
むぎゅ〜!
フォークで切るのはなかなか至難のわざ…!
ガブっとかぶりついた方が良さそうです。
色そして香り。
小さいときによく食べた駄菓子のフルーツ餅を思い出して懐かしくほっこりした気持ちになりました。
芭蕉せんべい
大正2年から販売されている商品、芭蕉せんべい。
なんだか見た目から重厚感が漂っています…
芭蕉という名前はどこからきたんだろう?と思っていましたが、
薄いウエハースに挟まれているのはなんとバナナ羊羹!
芭蕉とはバナナのこと。なるほど、名前の意味も納得です。
言われなければわからない程度なので、バナナが苦手な人でも大丈夫でした。
ふわっと、サクサクと軽い口当たりに薄い羊羹が引いてあるので
とても食べやすかったです。
なかなか県外に行くことができず、和菓子巡りができないのは残念ですが、
こうしてお取り寄せできるのはとても楽しいです。
まだまだ知らないお菓子がたくさんあるな〜!とワクワクした木村屋さんのお取り寄せでした!
店舗情報
店名 | 木村屋 大町本店 |
住所 | 〒013-0021 秋田県横手市大町5−23 |
電話 | 0182-320-700 |
定休日 | |
営業時間 | 9:00〜18:00 |
最寄駅 | JR 横手駅 |
HP | http://www.yokote-kimuraya.com/index.htm |
その他取扱店 | よねやハッピーモール店 オンラインショップ |