大好きなあもが50周年を迎え、こしあんが登場した!というのを見つけ、早速買いに行ってきました。

あもは滋賀のお店、叶匠寿庵の銘菓でほっくり炊かれた粒餡の中になめらかなお餅が入った棹もののお菓子。あも、というのは宮仕えの上級女官が用いていた餅、という意味の女房言葉なんだそう。

通常のアモに加え、各季節で中に入っているお餅の味が変わる季節限定のあもが楽しめます。ちなみに私は夏ごろ食べられる、よもぎのあもが特に好きです。

あも よもぎ(滋賀/叶匠寿庵)

あもといえばなんといっても大粒の小豆!その小豆がないってどうゆうこと!?

どちらかというとつぶあん派の私は「いや、きっと今までのあもの方がおいしいだろう…」とそれを確認するような気持ちでこしあんのあもを買いに行きました。

「こしあん楽しみにしてたんですよ〜」って店員さんに言おうかどうかめちゃくちゃ悩んで結局言わなかったんだけど、ニヤニヤしてたのがバレたのか、店員さんもとてもニコニコして対応してくれました。

お店の人がニコニコしてるとこちらもとても嬉しくなります。

そんなわけでゲットしたのがこちらのあも、こしあんです。見た目は通常のものと一緒で「こしあん」の文字が入っています。

これは自宅用なので、ギフトの時は箱に入れてもらえます。

箱を開けると…

神々しい!!!光り輝くあもが出てきました!!!こ、これは美しい…

フィルムを剥がして入刀っ!

めちゃくちゃなめらかで美しいです。

切った感触としては羊羹よりもやわらかい感じ。お餅部分は相変わらずとろっとしています。

早く食べたい!

まずこしあん部分を食べると、そのなめらかさと濃厚さに驚きました。

小豆の香り、コク、まるでこしあんのぜんざいを食べているようです。

つぶあんの方が、なんて思っていてごめんなさいという気持ち…

つぶあんのあもも、こしあんのあもも、どちらもそれぞれの良さを最大限に生かしていて、良きライバルといったところでしょうか、どちらかなんて選べないおいしさです。

そして、おすすめの食べ方は食べる前に1時間程度冷やす、という食べ方。

こちら実際にやってみると、あんこ部分がまるで水羊羹のようになって常温の時とはまた違った味わいを楽しむことができました。

福井では冬にこたつで水羊羹を食べるそうですが、その気持ちがわかる気がします。1本でいろんな食べ方で楽しめるのもあものいいところ。私は大きめに分厚く切って贅沢に食べるのが好きです。

今回は買わなかったのですが、あも歌留多のもなかと合わせても絶対おいしい。

こしあんのあもの発売期間は4月中旬までの予定のようです。意外と先だな、なんて思ってるうちにあっという間に来ちゃうんだろうな…

びっくりするおいしさだったので、4月までにまた買いたいと思います。

 

和菓子情報

 種類 ようかん
あんこ こしあん
サイズ 約18cm
日持ち 製造日より26日
価格 1,188円(税込)
オススメ飲み物 煎茶,コーヒー,抹茶

店舗情報

店名 叶 匠寿庵 寿長生の郷
住所 滋賀県大津市大石龍門4-2-1
電話 077-546-3131
定休日 水曜日
営業時間 10:00~17:00
最寄駅 JR石山駅
HP https://kanou.com/
その他取扱店 https://kanou.com/gnaviplus/store/