ラムドラ愛を語ります。

鹿児島に来て1年。私には愛すべき和菓子があります。大好きで大好きでたまらないので今回はこの和菓子についてひたすら語ろうと思います。

それは鹿児島県湯之元にある梅月堂さんがつくる「ラムドラ」。なにかあったらおみやげはラムドラ。このラムドラに会うために鹿児島に来たと言っても過言ではないと思っています。今日はこのラムドラの魅力をたっぷりとお届けします!

ぷちっと弾けるラムレーズン。

まず見た目。手のひらサイズの小ぶりなどら焼きはずっしりと重たく、あんこが外から見えるほどたっぷり入っています。袋を開けるとふわっとラム酒の香りがただよいます。

一口かじるとぷちっとレーズンが弾け、じゅわっとラム酒が飛び出します。あんこと絶妙に合わさって、しっとりした皮があんこをやさしく包み込む…。

あまりの美味しさに衝撃を受けた私は早速取材に行きました。
(誕生秘話や歴史はこちら→鹿児島で突き抜けた和菓子屋を目指して。梅月堂のどら焼き「ラムドラ」のこだわり。)

小さな工場で生まれる愛のこもったお菓子たち

湯之元本店から徒歩5分にある小さな工場でラムドラは生まれます。ひとつずつ工程を見ていきましょう。まずは皮を焼きます。

皮を焼いているのは一人の職人さん。一人で一日中ずっと皮を焼く担当なんだそう。銅板で1回に焼ける皮は30枚。繰り返し繰り返し。全ての大きさが揃うように。まさに職人技です。

個人的に鉄板よりも銅板で焼かれるどら焼きのほうが間違いなくおいしいと思っています。(銅のほうが熱がつたわりやすいのです◎)

次にラムドラのあんこを詰めます。実はこれ、少しバターが混ざっているんです。元々はあんバターどら焼きを作ろう!と始まったのがラムドラの始まり。

あんバターどら焼きではおもしろくない。そうだ、ぴったりのラムレーズンを作ろう!あんバターに合うようなラムレーズンを半年かけて作られました。

どこから食べてもラムレーズンが出てくるように。7粒のラムレーズンは一粒一粒丁寧にあんこの上にのせられます。

最後に上の皮をのせて完成。

時間がたてばたつほど皮に水分が染み込んで、どこにも負けないしっとりとしたどら焼きへと変化します。皮の中には隠し味として、鹿児島ならでは、「薩摩地酒」も使われています。(※薩摩地酒:鹿児島では料理やお正月のお屠蘇代わりに飲まれます)

オススメの食べ方は深煎りのホットコーヒーと。

写真:カナエナカ(@fm503_ )さん

眩しく輝くカステラ

最後に紹介したいのがこちらの職人さん。東さん。

60年以上もお菓子を作り続けた職人さんです。マスクをしていてもわかるニコニコした表情は本当にお菓子が好きなんだろうなぁとわかるほど。「作るのと食べるの、どちらが好きですか?」と聞くと、「そりゃあもちろん食べる方だよ!」と。笑顔で答えてくださいました。東さんの作るカステラは眩しく輝く黄金色です。

実は東さんは取材の2ヶ月後、今年の6月に退職されました。こんな素敵な職人さんが和菓子業界からさってしまうのはとても寂しいですが、お会いできてよかったです。本当にお疲れ様でした。

おいしさが届くのが嬉しい

先日参加させていただいたブロガーフェス。ライターをさせていただいているOMIYA!のお土産コーナーにも置かせていただきました!

お菓子を食べるとき、普通にたべるだけでなく、どういう風に、どんな思いで作られるか、その情報があるだけで丁寧に食べてもらえると思うし、印象に残ると思うんです。そしてまた違う人に広がっていく。そんなお菓子の、思いの広がりを作っていくのがとても楽しい今日この頃です。

梅月堂

住所 〒899-2201
鹿児島県日置市東市来町湯田3320
 OPEN  10:00~16:00
定休日 日曜日
価格  324円(税込)
オススメ飲み物 コーヒー
HP http://yunomoto-baigetsudou.com/
その他取り扱い店 http://yunomoto-baigetsudou.com/wp-content/uploads/2018/06/4fcfa9733fb45e443311757e7856f958.pdf

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です