吉原殿中(よしわらでんちゅう)というお菓子をお取り寄せしました!
佐賀の松原おこしを調べていた時のこと「これは埼玉の五家宝に似ているのでは?」と思って
調べていた時に出会ったこの吉原殿中。井熊総本家、亀印製菓、あさ川製菓、菓舗もとや、吉田屋、前田屋製菓の水戸菓子工業協同組合に入っているお店で販売されているそうです。
吉原殿中が生まれたのは江戸時代。水戸藩九代藩主・徳川斉昭公が農民に感謝し、農人形を作り、お供えしていたんだそう。そのご飯がもったいないと奥女中の吉原が、そのご飯粒を乾燥させ焼いて、きな粉をまぶして作って生まれたのがこの吉原殿中なんだそう。
私も小さい頃ご飯によくきな粉をかけて食べてたよ、と母から聞かされて懐かしい味だったのはそういうことか!とびっくりしました。
似ている、と思っていた五家宝はこの吉原殿中が由来で生まれたお菓子なんだそう。五家宝よりもひとまわり大きいのが特徴です。手で持った感じ結構大きめな印象!
袋を開けると…
きな粉がまぶしてあるおこしの登場!オブラートに包んであります。(最近オブラートってあんまりみなくなったよね)
断面はこんな感じ。大きな口でかぶりつきましょう!
サクッとした食感は思っていたよりも柔らかい!佐賀の松原おこしは”ばりっ”と力強く噛まなきゃいけないので、それに比べるとめちゃくちゃやさしい。
外から見るとおこしなんだけど、中はあられが入っています!割ってびっくり!
食感も楽しくて松原おこしや五家宝、似ているものはあっても実際に食べてみないと違いはわからないなとまた一つ学べたお菓子でした!
和菓子情報
種類 | おこし |
あんこ | なし |
サイズ | 8cm |
日持ち | 30日 |
価格 | 5本いり 464円 |
オススメ飲み物 | 煎茶,コーヒー,抹茶 |
店舗情報
店名 | 亀じるし本店 |
住所 | 〒310-0913 茨城県水戸市見川町2139−5 |
電話 | 029-305-0310 |
定休日 | 木曜日 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
最寄駅 | |
HP | https://www.kamejirushi.co.jp/ |
その他取扱店 | https://www.kamejirushi.co.jp/shop.html |