こんにちは。

和菓子を愛してやまない私ですが、普段友達と話していると「どこで買っていいかわからない!」「日持ちってどうなの?」「なんとなく高そう」なんて和菓子に対してネガティブなイメージをよく聞きます。

和菓子って気軽に食べれるお菓子なんだよ!というのを伝えるために今回は初心者向けにガイドブックを作りました!ぜひご覧ください!

和菓子が買える場所

和菓子の説明に入る前にそもそもどこで和菓子が売っているのか書いておきます。初心者向けなので気軽に和菓子を変える順番にかいていきますね!

1.コンビニ

毎日通われてる方も多いのではないでしょうか。最近のコンビニスイーツは進化が凄まじい!

もしコンビニで和菓子を買うのであれば常温ではなくスイーツの冷蔵コーナーにあるものをチェックしてみてください!

私のおすすめはセブンイレブンの和菓子。豆大福も小豆のコクがしっかりとしていておすすめです。

もう一つコンビニのいいところは24時間空いているというところ。和菓子屋さんは土日休みや閉店時間が早いので仕事終わりにちょっと、とか、飲んだあとのしめに使うのもいいかもしれません。

2.デパ地下

皆さん百貨店って行かれますか?

百貨店の地下ってすごいんですよ、もうね、夢の国です、ほんとに。和菓子屋さんもたくさんありますし、特に楽しいのが全国銘菓のコーナー。この全国銘菓コーナーに関しては洋菓子にはない魅力の一つではないでしょうか。

東京都内の百貨店では47都道府県の選りすぐりの和菓子たちが買えるので私も定期的に通っています。行ったら何か買わずにはいられない、和菓子のテーマパークのような場所です。

最近ちょっと和菓子に興味があるんだけど…という方には是非オススメしたいです。

3.和菓子屋さん

和菓子を買いたいなら間違いなく和菓子屋さんですね。

ただなかなか入りにくかったり、買わないのに入ったらダメなんじゃないか?なんて身構えてしまうこともあるかと思います。

和菓子を買うための和菓子屋さんに入るのに敷居が高いっていうのもなんだかなぁと悩みどころなのですが、気軽におばあちゃんの家に行く、という感じでふらっと立ち寄ってみてください。

オススメの和菓子を聞いたり、世間話をするだけできっと喜んでくれます。

まずはここを抑えよう!和菓子のトリセツ

大福

大福はお餅であんこを包んだもの。和菓子の中で、あらゆる食べ物の中で一番好きな食べ物です。

外側がお餅でできているのですぐに硬くなってしまいます。なのでかったらできるだけ早く食べてください。

お餅は冷やすと急激に硬くなるので常温で。

もしどうしても硬くなってしまった場合は軽く焼いて食べるのもオススメです。

大福が気になった方はこちらからどうぞ。

あんこ つぶあん/こしあん
サイズ 5cmくらい
日持ち 当日
価格 150~200円程度
オススメ飲み物 煎茶、ほうじ茶、アイスコーヒー

どら焼き

大福に次いで大好きなのがこのどら焼き。

つぶあんがたっぷり入ったどら焼きが大好きです。

どら焼きは日持ちが2~3日。エージレスと呼ばれる脱窒素剤が入っている場合は10日ほどのものもあります。

ふわふわタイプ、ふかふかタイプ、しっとりタイプ、黒糖タイプなど種類は様々。

見た目が同じように見えてもその違いに驚かされる和菓子の一つです。

どら焼きが気になった方はこちらからどうぞ。

あんこ つぶあんが多い
サイズ 7~8cm程度
日持ち 2~3日(早いに越したことはない)
価格 150~200円程度
オススメ飲み物 ミルクが入った飲み物、コーヒー

だんご

あんこが苦手=和菓子が苦手になってませんか!それはもったいない!!

おだんごだったらあんこ嫌いでも大丈夫です!

タレがたっぷり絡まったみたらし団子、お花見に欠かせない三色団子、あん団子に草団子と種類も豊富。

モチモチのおだんごも当日の日持ちが多いです。

大福よりも硬くなりやすいので食べ歩きや近くの公園で食べるのがオススメです。

だんごが気になった方はこちらからどうぞ。

あんこ なし/つぶあん/こしあん
サイズ 3~5個
日持ち 当日
価格 90~150円程度
オススメ飲み物 煎茶、コーヒー

まんじゅう

和菓子といえばおまんじゅう。

このお饅頭にはたっぷりの魅力が詰まっていて、饅頭と名前がついているというだけで皮の生地もあんの素材も様々。

酒饅頭に黒糖饅頭、破れ饅頭、かりんとう饅頭にチーズ饅頭、白玉饅頭…あげだしたら止まりません。

旅行先などでお饅頭を見ると地域の特色が分かるのでちらっと和菓子屋さんをのぞいて見るのもオススメです。

自分の好みに合わせて選べる和菓子の一つなので気軽に食べてみてください。

まんじゅうが気になった方はこちらからどうぞ。

あんこ つぶあん/こしあん/その他
サイズ 様々
日持ち 2~3日
価格 90~200円程度
オススメ飲み物 煎茶、ほうじ茶、アイスコーヒー

もなか

パリッと香ばしい最中も代表的な和菓子の一つ。

最中の弱点としてはとにかく湿気に弱い!

なので雨の日にはあまり買うのをお勧めできません。

最近は皮とあんこが別売りの最中が流行り。

食べる直前に詰めることでパリパリ感を味わうことができます。

サイズ感は大きいものから小さいものまで様々。

というのも、いろんな形にかたどられていて、そのモチーフからお店の特徴や歴史が楽しめます。

日持ちは大福などの生菓子に比べると長めですがあんこの水分が皮にうつってしまうのでパリパリ感が好きな方はできるだけ早く食べるのをオススメします!

最中が気になった方はこちらからどうぞ。

あんこ つぶあん/こしあん/白あん
サイズ 様々
日持ち 2~4日(真空などであればもう少し長いものも)
価格 100~200円程度
オススメ飲み物 煎茶、ハイボール、アイスコーヒー

羊羹

羊羹ってなんとなく敷居が高くて大きくて食べにくいイメージないですか?

最近は時代に合わせてカラフルな羊羹や小さめの食べきりサイズの羊羹も出てきています。

写真は鶴屋吉信の羊羹なんですが、カラフルでとっても可愛いですよね。

このサイズの羊羹は他のお店だと「小型羊羹」として売られていることが多いのですが、鶴屋吉信の場合、これからはこのサイズがスタンダートになる!とあえて「小型」という表現をやめたそう。

さらに羊羹は日持ちも長く保存食としても向いています。

ここ最近は災害も多いので一本忍ばせておくのもオススメ。

私も家とバックに忍ばせています。

羊羹もたくさんの種類があり、夏は水羊羹、秋には栗蒸し羊羹など季節を味わえるのも特徴の一つです。

羊羹が気になった方はこちらからどうぞ。

あんこ つぶあん/こしあん/白あん/抹茶など
サイズ 様々
日持ち 1ヶ月程度
価格 250~1000円
オススメ飲み物 煎茶、抹茶、コーヒー

上生菓子

最後は和菓子の王様的存在、上生菓子。

「和菓子」と言われて上生菓子をイメージする方が多いのではないでしょうか。

それゆえ「高級」「敷居が高い」って感じてまうんじゃないのかなと思います。

上生菓子はお茶席などで使われ、お抹茶と一緒にいただくことが多い和菓子。

見た目が綺麗なもののことを上生菓子と呼び、種類としては練り切り、こなし、きんとんなど上生菓子の中でもたくさんの種類があります。

季節の情景を表してあるものが多く、菓銘と呼ばれるお菓子の名前からそのお菓子が何を表しているのか想像するのも上生菓子を楽しむポイント。

ちょっと贅沢な気分を味わいたいときに思い切って買ってみてください。

私は定期的に上生菓子を食べたくなる波が来るので、この前は海で食べました。

そのくらい気軽に気負うことなく楽しんでもらえたらなあと思います。

あんこ つぶあん/こしあん/白あん
サイズ 様々
日持ち 約2日
価格 250~500円程度
オススメ飲み物 抹茶、コーヒー

以上和菓子ガイドブックをお送りしましたがいかがだったでしょうか。

和菓子が親しみ深いものになればなぁと思います。わからないことがあれば気軽に聞いていただけたらなぁと思います!

まずはおいしそう!ときになったものを食べてみてもらえたら嬉しいです。

*表に書いてあるのは今まで食べてきた平均的な値なのでもちろんそれ以外でもおいしいものはたくさんあります。

和菓子を探すならこちらの「和菓子図鑑」からどうぞ!