梅雨の気配が少しずつ近づいてきてますね。雨は苦手だけど梅雨の時期というのはなんだか嫌いになれない、趣ある季節だなぁと思っています。
先日鎌倉に行ったのですが、街のいたるところに紫陽花があって、たくさんの蕾がついていました。満開になる頃にまたきたいなと思いながらお散歩しました。
今回の紫陽花色はまさに紫陽花のためにつけられたような色。今回初めて知った色の名前です。
ちょっぴり季節を先取りする和菓子の世界ではこれから紫陽花のお菓子を目にすることが多くなります。ピンクに紫、青に白。紫陽花は色とりどりで人によってイメージする色も違うのではないでしょうか。
紫陽花の花の色は土によって決まる、と知った時すごくびっくりしたのを覚えています。
土が酸性の時花の色は青色。中性~弱アルカリ性の時はピンク。白い紫陽花はもともと色素を持たない花なので土には依存しないそうです。
紫陽花のお菓子も様々な色で表現されているので、また違った色で紫陽花を紹介できたらいいなと思います。
和菓子写真提供:@wagashi_moments