佐賀、唐津にけいらんを求めてやってきました。
けいらんとはお餅であんこを包んだ、とてもシンプルなお菓子。
かなりマイナーなお菓子なのですが、秀吉が朝鮮戦争に行く際に
「勝つまで帰らん(けえらん)!」と言った言葉が由来とされており、
その歴史はなんと400年以上!!!
長く地元で愛されてきたけいらんの魅力をお伝えします。
1.伊藤けいらん
「元祖」の名前がついている伊藤けいらん。
以前福岡の百貨店で行われていた和菓子のイベントで見かけたことがあり気になっていたお店です。
今回は本店に伺いました。
お菓子は個数別のけいらんがショーケースに並んでいます。
事前に調べていた情報だと白とよもぎ(つぶあん)、桜あん(これは季節限定?)がありましたが、売られていたのは白だけでした。
こちらはパック入り。
化粧箱のものより少しお値段も安かったです。
お餅は厚めです。
また、本店以外にも農産物販売所やお土産売り場に売られていたけいらんは全て伊藤けいらんのものでした。
通販もやっているようで、けいらんを販売しているお店の中では一番大きいようです。
和菓子情報
種類 | 餅菓子 |
あんこ | こしあん |
サイズ | 7~cm |
日持ち | 当日 |
価格 | 5個入り(化粧箱) 540円(税込) |
オススメ飲み物 | 煎茶,コーヒー,抹茶 |
店舗情報
店名 | 伊藤けいらん |
住所 | 唐津市浜玉町浜崎943 |
電話 | 0955-56-6901 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 9:00~20:30 |
最寄駅 | JR浜崎駅 |
HP | |
その他取扱店 | 伊藤けいらん新家、唐津駅店 唐津うまかもん市場 |
2.佐々木けいらん
伊藤けいらんのお隣にあるのが佐々木けいらん。
けいらんのお店3軒が隣り合っているんですが、そんなに地元の人はけいらんを食べるのだろうか…?
と思ってしまいました。
ただ、この佐々木けいらんは食堂も併設されていて(どちらかというとこちらがメイン?)、ちゃんぽんやラーメン、親子丼、定食などのメニューが書かれていました。
こちらは食べたかった念願のよもぎを発見!
バラ売りもあるみたいなのですが、すでにパック詰めされたものが並んでいたので
ミックスを購入しました。(10本入の方が少しお得)
伊藤けいらんに比べてめちゃくちゃ生地が柔らかい!!
手に持つと餅が「だらん」としてしまい、手にくっつく…!
イメージとしては、柏餅の餅生地の薄い中身のみ、みたいな感じです。
あんこも濃厚とろとろでしっかり小豆の味がします。
個人的にはあんこ、餅生地、どちらもこちらのお店の方が好みでした!
和菓子情報
種類 | 餅菓子 |
あんこ | こしあん |
サイズ | cm |
日持ち | 当日 |
価格 | ミックス10本入 880円 |
オススメ飲み物 | 煎茶,コーヒー,抹茶 |
店舗情報
店名 | 佐々木けいらん |
住所 | 佐賀県唐津市浜玉町浜崎942 |
電話 | 0955-56-6827 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 8:00〜20:00 |
最寄駅 | JR浜崎駅 |
HP | |
その他取扱店 |
まとめ
けいらんの日持ちはどちらも当日中。
「ラップに包んで冷凍したら、あとは食べる前に自然解凍したらいいよ!」
ってお土産売り場のおばちゃんが教えてくれました。
ちなみに、固くなったら焼いたり、レンジで温めてもおいしいそうです。
色々やってみようと思います。
そして、本当はもう2店舗行く予定だったのですが、1店舗の茂八は15時からの開店(ネット情報)、寿けいらんはお店に行ってみると、月・火・金がおやすみとのことでゲットならず…
ちなみに、寿けいらんは窓にメニューが貼ってあって、こしあん、つぶあん、白あんと書いてありました。
けいらんのことなのかは定かでないですが、もしけいらんの種類だったら今回の2つはどちらもこしあんだったのでぜひとも食べたかった…!悔しい!
もっと、もっと多くの人に食べて欲しいし知って欲しいなと思います。
こういうマイナーな地元銘菓が無くならないことを祈るばかりです。