とても気になっていた北海道銘菓のウロコダンゴを食べました。
気になっていた理由は2つ!
・ウロコってあの魚のウロコ?由来は?
・どこがダンゴなの?
秘密を探っていきましょう!
100年を超えて愛されるお菓子
ウロコダンゴは1913年に深川駅を起点とする国鉄留萌線開通記念として生まれました。
緑からオレンジのグラデーションになっているパッケージ。
本物だー!!と思わずニンマリ。
右上には
「本品をお焼きになれば高一層の風味がつきおいしく召上がれます」
の文字。
えええ!焼いて食べるのもありなのか!とびっくり。
さぁ、パカっと箱を開けると…
かわいいの出てきたー!!!
3色のウロコダンゴの登場です。
三角形なんだけど、端がなみなみしています。
ウロコダンゴは当初、初代の出身だった新潟銘菓の「椿餅」をモチーフにした「椿団子」という名前でした。
ところが!
販売されていた深川駅長の名前も椿さんだったことから「名前を呼ばれているみたいだからやめて〜!」となったんだそう。
そこで新しい名前を考えます。
北海道といえばニシン。
当時、貨車でニシンが運ばれ、張り付いていたウロコの形がダンゴの形に似ていたことから、この名前がついたと言われています。
ちなみに新潟の椿餅は今でも健在。
調べてみると長方形のういろうのような見た目で、ウロコダンゴのルーツというのも納得です。
もっちもちのお団子
いよいよ実食!
3種類の味があります。
まずはプレーン、白!
こちらは初期から変わらない味なんだそう。
真っ白で美しい〜!
ういろうのような感じです。
ほっこりとした甘さ。
白くて三角だとおにぎり食べてるみたいだな…
さてお次は小豆。
こちらは昭和30年代後半に生まれました。
もともとウロコダンゴには白あんが入っていたそうです。(気になる…)
あんこの味が濃厚!
もっちりしていたあんだんごを食べているような感じです。
さて最後は抹茶!
こちらは一番新しい味。
昭和50年代の前半に生まれました。
抹茶が濃厚!
静岡産の抹茶を立てて使われているそうです。
そして、おめでたい時にぴったり!紅白のウロコダンゴもあります。
縁起が良さそうでかわいいですね!
近くの道の駅などでも売られているのでぜひ食べてみてください〜!
和菓子情報
種類 | だんご |
あんこ | こしあん |
サイズ | 8×4cm |
日持ち | 夏場は2日、冬場は3日以内 (真空パックは10日) |
価格 | 9個入 680円 |
オススメ飲み物 | 煎茶,コーヒー,抹茶 |
店舗情報
店名 | 高橋商事 |
住所 | 〒074-0005 深川市5条8番5号 |
電話 | 0164-23-2660 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 8:00〜17:30 |
最寄駅 | JR 深川駅 |
HP | なし |
その他取扱店 | 深川駅、道の駅ライスランドふかがわ、道央自動車道砂川SA |
参考文献はこちら
北海道のお菓子の歴史がいっぱい詰まっていてとても楽しいのでおすすめです!