奈良饅頭(奈良/千代の舎 竹村)

奈良　千代の舎 竹村　「奈良饅頭」

念願の饅頭祭り、念願の奈良饅頭。

和菓子といえば、お饅頭！という方も多いのではないでしょうか。

お饅頭は林浄因という人が日本に広めたと言われています。（実は福岡・博多にも発祥の地があるのですが…！）

その林浄因を祀っている林神社（漢国神社）で毎年行われているのが饅頭祭り。

そして、その饅頭発祥の地として林浄因が伝えたお饅頭を近代風に作られたのが今回のおまんじゅうです。

千代の舎 竹村が創業したのはなんと1701年。奈良市内で最も古いお店。

見た目はパンみたいにふっくらしていて、「林」という文字と可愛らしい「鹿」の焼き印が押されています。

黒あん

「林」の焼き印が押してある方にはこしあんが入っています。しっとりとした食感の生地です。

見た目からはそんなにわからないのですが、中華っぽい味がするんですよね、揚げたような感じ…？

コクがあってとても濃厚だな、と思ったのですが、それもそのはず！あんこは上白糖をベースに黒糖が練り込まれているとのこと！

こっくりとした甘さで渋めのお茶屋コーヒーが合います。

白あん

続いてこちらは白あん。

鹿の焼き印がついた方ですね。黒あんに比べるとあっさりめです。あんこはこちらもしっとりとしていました。

白あんは氷砂糖を使って炊き上げられているそう。

それぞれ違う砂糖を使って炊かれているとは…すごいこだわりです。

外側の生地はしっとりというよりふかふかとした感じでした。

この2つはセットで売っているのでぜひ食べ比べて見てください。

日本全国にまだまだ知らない饅頭があると思うとワクワクしますね…！

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