大阪 八百源来弘堂「肉桂餅(にっきもち)」
肉桂とはシナモンのこと。
生八ツ橋の一番オーソドックスなプレーン味についているアレです。
正直シナモンはそれほど得意ではないのですが、堺の和菓子、というとほとんどの人が答える「八百源来弘堂の肉桂餅」。
それは食べてみるしかない!とお店に伺いました。
お店の周辺にはシナモンの香りが漂っています。
南蛮貿易の港町として栄えた堺の材木町にて創業者の八百屋宗源は、ヨーロッパや中国から何百種もの香料・香木を輸入し、全国に販売していたんだそう。
中でも香りの良かった「肉桂」を柔らかな求肥に練り混ぜ、小豆のこし餡を包み、新しい菓子として生まれたのが「肉桂餅(にっきもち)」なんだとか。
参考:八百源来弘堂HP
1つから購入可能で、こんなに可愛い袋にいれてもらえるのとても嬉しい…。
お客さんは次から次へとひっきりなしにやってきて、地元の方は少ない数で購入する方も多く、おやつ感覚で利用しているようでした。
包みを開けると出てきたのは真っ白い粉にまぶされた茶色のお餅。
本当に持ち上げるのが大変なくらい柔らかい。
(ずっと触ってられる柔らかさで気持ちいい…)
手に持ち口に近づけるだけでニッキのいい香りが。
口の中に入れると柔らかいお餅が口の中でとろけます。
後から香るのがニッキの味。
んー、ニッキが濃厚でいい香り…!
と、今まで食べてきたニッキはなんだったのかというくらいにニッキをおいしく感じてしまったのです。
濃厚なのに決して主張しすぎることなく、ふんわりと香りとこしあんを引き立てる存在感。
なんてできた子なんだ…
中には水分たっぷりのこしあんが入っています。
もったりゆったり、幸せ〜!
HPを見ると、肉桂にはリラックス作用や脳の活性に効果があるのだそう。
とりあえず効果よりも何よりもおいしいのでぜひとも食べて欲しいと思ったお菓子でした。
和菓子情報
種類 | 餅 |
あんこ | こしあん |
サイズ | 4cm |
日持ち | 7日間 |
価格 | 200円 |
オススメ飲み物 | 煎茶,コーヒー,抹茶 |
店舗情報
店名 | 八百源来弘堂 |
住所 | 〒590-0943 大阪府堺市堺区車之町東2丁1−11 |
電話 | 072-232-3835 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
最寄駅 | 阪堺電軌阪堺線 花田口駅 |
HP | http://www.yaogen.com/ |
その他取扱店 | 大阪タカシマヤ 阪急うめだ本店 |