滋賀県大津を散歩していた時のこと。
たまたま老舗感漂う立派なお店を見つけました。
お店の名前は鶴里堂、かくりどうと読みます。
なんだかちょっと敷居が高いけど…一歩踏み出してえいっ!とお邪魔してきました。
100年以上の歴史を持つ鶴里堂
お店の方に聞いたところ100年以上続く老舗なんだそうです。
戦時経済下も、皇室来県時の御用菓子屋として特別に砂糖の供給を受け、唯一営業を許可されていたお店。
お店の名前は昔、比叡山より望んだ大津の里が細長く弓形(ゆみなり)で、鶴が翼ひろげてまさに飛び立とうとする姿に似ていたことから「鶴の里」とよばれていたことにちなんでいるそうです。(大津観光情報から引用)
お店には上生菓子、羊羹カステラなどたくさんの種類の和菓子が並んでいます。
ガラスケースにシュッと並ぶ姿がなんとも美しい。
今回見つけたおいしいお菓子
しっとりしたどら焼き「波映(なみはえ)」
今回買ったひとつめ!「波映(なみはえ)」というどら焼き。
最近できた新商品のようです。
どら焼きにこんな名前がついているなんて…!趣があって素敵。
どら焼きの皮には和歌?のようなものが押し印されていますがちょっとなんて書いてあるかは読めず…
中には大きいな栗が一粒入っています。
皮がとてもしっとり、ずっしりと重厚感があるどら焼き。
つぶあんの味も濃厚〜!!
6cmと普通のどら焼きに比べると少し小さめなので食べやすいサイズ感が嬉しい!
まったりしたカフェラテ、渋目の熱い煎茶などがオススメです。
生姜が香る鳰の月(にほのつき)
もうひとつ購入したのがこちら、「鳰の月(にほのつき)」というお菓子。
調べて見ると、琵琶湖の別名を鳰の海というようです。
半月型のお菓子は上で紹介したどら焼きとは違ってしっかりとした質感。
中にはしっとりとしたこしあん。
なめらかで舌の上で心地よくほどけます。
白い部分は生姜砂糖でコーティングされていて、袋を開けた瞬間生姜の爽やかな香りがぱあっと広がります。
こちらはほうじ茶とともにいただきたいお菓子でした。
鶴里堂の店舗情報
ちょっと敷居の高い入口ですが、美術館のような美しい店内にうっとり!
勇気を出して一歩踏み入れてみてください!
店名 | 鶴里堂(かくりどう) |
住所 | 滋賀県津市京町1丁目2-18 |
電話 | 077-523-2662 |
定休日 | 毎月第1・第3・第5日曜日 |
営業時間 | 9:00~18:30 |
最寄駅 | 京阪 上栄町駅 |
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