鯉焼き専門店「藤田九衛門商店」

「善光寺に行ったら次こそは!!!」そう心に決めていたお店があります。善光寺のメインの通りから一本入った道にあるのが今回紹介する鯉焼き専門店「藤田九衛門商店」です。

今回長野に行く機会があったので、お店のOPENにあわせ、早起きして行って来ました!その名も”鯉焼き”。たい焼きではなく鯉焼き。この鯉焼きを知ったきっかけはInstagramに並ぶ可愛い鯉の写真。完全に一目惚れしてしまいました…!

この日のお天気は快晴!と言いたいところですが、晴れているのに雪がちらつき気温は1℃。恐ろしい寒さです…

藤田九衛門商店は6年前に創業。日本でここだけしかない鯉焼きの専門店。

「鯉焼きは和菓子と駄菓子の間かな〜」とおっしゃるのは店主の藤田さん。とても優しそうなほがらかな方です。

早朝でお客さんも他にいなかったので色々教えてくださいました…!

味は全部で7種類。想像以上のバリエーションに驚きます。

・鯉焼き(花豆餡)
・佐久鯉(花豆餡)
・さつまいも鯉焼き
・あげ鯉焼き
・ずんだ鯉焼き
・りんご鯉焼き
・信州柚子味噌鯉焼き

一つ一つ色の違う袋に入れていただけるのですが、このレトロ感がたまらなくかわいい…!

平日は約200個、土日になると約400個売れるんだとか。平日は藤田さん一人で回しているそうですが、土日はパートさんと一緒に頑張るそうです。

高原でしか育たない!長野名物高原花豆を使ったあんこ

鯉焼きのあんこに使われているのが「高原花豆」。高原で育つことで更に大粒になった豆で、長野の名物なんだそう。駅のお土産売り場などでも高原花豆の煮豆などが売られていました。

一つ一つ整えられていく鯉たち。恥ずかしいから写真はダメ!とおっしゃる藤田さん。手元だけ撮らせていただきました。店内では抹茶も販売されていて、鯉焼きと一緒にいただくこともできます。

今回は「信州柚子味噌」をいただきました。

あまり綺麗ではないのですが、中身はこんな感じ。

あんこは濃厚で味噌を感じながらも後味は柚子でさっぱり。

大きさは7cmほど。生地がモッチモチなんですよ!!!半分に割ろうとしてもムギュッとなるので、そのままかぶりついたほうが良さそうです◎

中からは鮮やかな黄色の柚子味噌餡が。味噌の味もとても濃厚でした。冬季でも朝7時から開店しているので、人の少ない朝の善光寺参りのお供に最適です。

店舗情報

住所 長野県 長野市 東之門町400-2
電話 026-219-2293
営業時間 通常 6:30~売り切れ次第終了(冬季期間以外)
冬季 7:00~売り切れ次第終了(12,1,2月)
定休日 不定休(HPに掲載)
最寄駅 善光寺下
HP  https://www.facebook.com/FUJITAKUEMON/