「ぜんざい」と言えば、どんなものを思い浮かべますか?
関西と関東で多少違いはあるものの、一般的には小豆を煮たものに白玉やお餅をのせたものを指します。
しかし!!沖縄ではなんとかき氷の上に金時豆をのせたものをぜんざいと呼ぶらしく、とにかくその「沖縄ぜんざい」と呼ばれるものを食べてみたい!!とずっと思っていました。
そして今回ついに!沖縄ぜんざいを食べに行ってきました。
訪れたのは富士屋本店。沖縄ぜんざい、と検索すると必ずといっていいほど出てくる人気店で、オンラインショップもあり、近隣のスーパーのアイスコーナーにも売っていました。
独特の雰囲気の外観!早速中に入ります。
かき氷は種類がたくさんあり、ぜんざいはミニサイズもあります。そして、右側には沖縄料理の軽食メニュー。お昼時に行ったのですが、近くの会社員の方たちがランチで利用していました。
頼んだのはもちろん「富士屋ぜんざい」!!!
富士屋ぜんざいの特徴は、かき氷の氷が金時豆の煮汁でできているということ。そして、お口直しに塩せんべいがついているのも嬉しいところ。九州では亀せんと呼び、甘いお醤油味が特徴ですが、沖縄の塩せんは形は同じなのに、名前のとおりお塩の味でなんだか不思議な感じでした。
薄いピンクのようなかき氷は溶けないように断熱?のタンブラーに入っています。
器に氷を移しながら食べます。金時豆はほくほく、白玉はもちもちでとてもおいしい!!!白玉のこの小さめのサイズ感もちょうどいいです。ちなみにこちらはミニサイズ。他にも色々食べるのであればこちらのサイズで十分満足できました。
そして、もう一つメニューの中で気になった「琉球マンチャーアイス」というものを注文しました。「マンチャー」というのは、沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」という意味なんだそう。
商品が来てびっくり!なんだこのごちゃ混ぜ感は!!!いろんな種類のお菓子がたくさんのせられていて、ワクワクが止まりません!
・沖縄焼き菓子(タナーファンクルー)
・紅芋チップス
・白玉
・金時豆
・バニラアイス
豪華な沖縄菓子の選抜メンバー!といったところでしょうか。
濃厚なバニラアイスと金時豆がよく合います!!アイスとあんこってなんでこんなに相性がいんでしょうね…
初、沖縄ぜんざいは想像以上のおいしさと楽しさで大満足でした。それにしても、1月中旬で氷やアイスを美味しいと食べられる沖縄の暖かさ…寒いのが苦手な私にとっては最高の避寒地でした。
元々は、緑豆や小豆と押し麦を黒糖で煮込んだ「あまがし」の中身が変わっていった、という説や戦後に氷をのせるようになった説などがあるようです。沖縄ぜんざい、まだまだ調べる余地ありです。
小豆はもちろん金時豆のほくほく感がとても好きなので、まだまだ他のお店でも沖縄ぜんざいを食べてみたいです。
店舗情報
店名 | 富士家 泊本店 |
住所 | 沖縄県那覇市泊2-10-9 |
電話 | 098-869-4657 |
定休日 | なし |
営業時間 | 7-9月 10:00-19:00 10-6月 11:00-19:00 |
最寄駅 | おもろまち駅 |
HP | http://www.zenzainofujiya.com/ |
その他取扱店 | 県内のコンビニやスーパー、オンラインショップあり |