京都のお土産といえば、そう、生八ツ橋ですよね。ただ京都は和菓子の聖地。なので最近は京都に行ってもいきたいお店が多すぎて、八ツ橋を気にしてみることはなくて。ところが先日 LINE@で「好きな和菓子教えてください」と聞いたところ「八ツ橋」、という答えが返ってきて、すごく新鮮で盲点を突かれました。
ということで、改めて八ツ橋を調べてみました!
八ツ橋とは
八ツ橋は1689年に聖護院の参道の茶店で出されたのが始まりと言われていて、米粉、砂糖、ニッキを薄く伸ばして焼き上げたおせんべい。
みなさんが八ツ橋といって想像するものはおそらく「生八ツ橋」ではないでしょうか。こちらは焼かずに八ツ橋の生地を蒸したものです。販売されたのは1960年代。新幹線の発達とともにお土産として有名になりました。今はもういちごだソーダだチョコバナナだと本当にたくさんの種類の生八ツ橋が出てますね。
八ッ橋専門店を知る
それぞれの特徴をまとめてみました。個人的には最近できたnikinikiが気になっています。と、全て手作りという八ツ橋屋西尾為忠商店も気になりますね、取材したい。
1689年(元禄2年)に聖護院の森の茶店として創業し、八ツ橋の製造販売を開始。最近できたブランドnikinikiでは生八ツ橋を使った可愛らしい上生菓子や、自分で作ることができるお土産用もあります。
元禄年間に聖護院の森の黒谷参道に八ッ橋屋梅林茶店として創業し、1689年(元禄2年)に八ツ橋の原型が誕生。清水店は驚くほど試食が多くてさらにお茶まで出してくれます。気が利きすぎです。この味ちょっときになるけど…と行った方には是非オススメ。生八ツ橋の種類は20種類以上と豊富。
1850年創業。店主の方は八ツ橋製造で京都で唯一の「現代の名工」なんだそう。
1957年創業。おたべの生八つ橋の「つ」は、柔らかさをあらわすため、それまでのカタカナの「ツ」ではなく、ひらがなの「つ」を使っているんだとか。
八ツ橋屋西尾為忠商店(元祖八ツ橋)
本家西尾八ツ橋と分かれてできた銘柄。完全手作業で、保存料、色素、人工甘味料等無しの八ッ橋。直営店は3軒のみ。生八ツ橋はせいろで蒸す。
1805年創業。代表銘菓、餡入り八ツ橋「夕子」は京を舞台にした水上文学ゆかりの品。
一つ一つ食べ比べしたいですね。
進化系八ツ橋和菓子
先日京都に行った際、見つけたのがこちら。
なんでもありだなと思いつつ食べてみるとびっくりするほど相性良くておいしかったです。
続いてこちら。
八ツ橋味のおまんじゅう。ニッキの香りが強いなと思いましたが、すべすべの生地はなんとも魅力的でした。
八ツ橋のアレンジ和菓子、他にもあったら教えてください!
LINE@を初めて、いろんな方と会話ができたり、こういう記事を書くきっかけにもなって、すごく楽しいです!ぜひ色々お話できたら嬉しいです。ご登録はこちらから!
紹介した八ツ橋です、ご参考まで。