以前は近くのスーパーに売られていたけれど、いつしか姿を見なくなって、結局食べずじまいだった黒ダイヤ。
今回はお店の近くに行ったので購入することにしました。
黒ダイヤは福岡の筑豊地方で栄えていた炭鉱文化をモチーフに作られたお菓子。
石炭のことを「黒いダイヤ」と表現していたことからこのお菓子が生まれました。この地域では石炭を掘るために掘った土を持ってできた「ぼた山」と呼ばれる山をモチーフにした「山田饅頭」や石炭を掘る人たちがエネルギー補給に食べていたとされる「くろがね羊羹」など、その文化・歴史に根付いたお菓子が多く見られます。
そんな黒ダイヤは名前の通りダイヤのような神々しい見た目!

今回買ったサイズは小ですが、小でも約140gと大きい!ちなみに中サイズ(約230g)と大サイズ(約350g)があります。
箱入りでの販売もあったので、この地域の方は贈答用として用いるのだろうなと思いながら、こんなに大きな羊羹をもらったらとてもワクワクします。

黒ダイヤは漆黒、と表現するのがぴったりな黒々とした羊羹で、ずっしりとしています。
この黒い色は黒糖が使われているため。
黒糖があまり得意ではない私が今まで食べなかった理由の一つでもあります。
が、今回食べてみて、思っていたよりも全然黒糖感がなくてびっくり。
ずっしりしっかりと重たい羊羹なのに、意外にもすっきりとした甘さでこれはいっぱい食べれそう…!
そして、今回お店に行って見つけたのが白ダイヤです。

石炭をイメージした黒ダイヤに対して、白ダイヤは石灰石をイメージして作られているんだそう。
主原料には白小豆が使われているそうです。
美しいクリーム色!

黒ダイヤは濃厚・すっきりだったのに比べ、白ダイヤはあっさりとした甘さです。
どちらも深煎りのコーヒーや渋めのお茶が合いそう。
お菓子を通じて歴史に触れるきっかけになったらいいなぁ。
ただ、1人では食べきれないサイズなのでもう少し小さめのサイズもできたら嬉しいなと思いました!
和菓子情報
| 種類 | 羊羹 |
| あんこ | こしあん |
| サイズ | cm |
| 日持ち | 21日 |
| 価格 | 432円(税込) |
| オススメ飲み物 | 煎茶,コーヒー,抹茶 |
店舗情報
| 店名 | 亀屋延永 飯塚店 |
| 住所 | 〒820-0071 福岡県飯塚市 忠隈77−34 |
| 電話 | 0948-25-6771 |
| 定休日 | 第3木曜日 |
| 営業時間 | 9:00~19:00 |
| 最寄駅 | JR 飯塚駅 |
| HP | https://www.kameya-nobunaga.com/ |
| その他取扱店 | 伊田駅前店 |
