大阪 丸市菓子舗「斗々屋饅頭(ととやまんじゅう)」
大阪堺、千利休の出身地であるこの街で千利休をモチーフにしたお菓子を作っている丸市菓子舗さんにお邪魔しました。
明治28年に創業したこのお店はレトロな雰囲気が漂うとても素敵なおみせ。
今回は銘菓である斗々屋饅頭を紹介します。
今回のお菓子のモチーフになっているのが「斗々屋茶碗(ととやちゃわん)」というお茶碗。
千利休が真の名碗としたと言われており、寂物として茶人に愛されています。
お茶碗とほぼ同じサイズの特大饅頭(つぶあん、ゆずあん)、そのまま小さくなったもの、こしあんのみの入ったもの、ゆずあんのみの入ったものと全部で4種類。
大きいものを食べたい!と思ったものの、さすがに持って帰るの大変だし食べきれそうにないな…と今回はこしあんとゆずあんを購入しました。
本当は2種類のあんこのお饅頭も買おうとしたのですが、包装が透明ビニールだったので、今回は曹操氏に惹かれてこの2つにしました。
ゆずあん
お茶碗と茶筅の描かれた包装紙に包まれている斗々屋饅頭はちょっと敷居の高いイメージ…?
包みを開くとかわいいお饅頭が顔を出すのでご安心あれ。
お饅頭のこのすべすべ感、伝わりますか…!!!!!
(すべすべすぎてずっと触ってたいほど…)
大きな斗々屋饅頭のミニ版、という感じ。
さて、中身を見てみましょう!
生地は思ったより厚めでしっかりとした印象です。
ゆずあんはとてもまろやかで食べやすい。
というのも、この風味づけに使うゆずはまろやかさを出すために1年ほど寝かせて使われるそうです。
どうりで優しい味がするわけだ。
コーヒーの深煎り、抹茶、渋目の煎茶などと相性が良さそうです。
こしあん
一方こしあんは辛子色のパッケージ。
ゆずあんと同じ見た目のお饅頭が入っているんだろうなぁ〜なんて気持ちで開けたら大間違い。
ふっかふかのまるでパンのようなお饅頭が現れました…く〜やられた!
お饅頭というよりほんとにあんぱんみたいだな…と触った感じもゆずあんのお饅頭に比べてしっとりふんわりしています。
中のこしあんはさっぱりとした感じで水分は少なめ。
飲み物と一緒に楽しむのが良さそう。
こちらはさっきの飲み物に加えて牛乳も良さそうです。
和菓子とお茶、千利休はやっぱり繋がり深い関係。
そんな繋がりの深い街に実際に足を運ぶことで知らないことがまだまだあるなと感じながらお饅頭をいただきました。
いつか大きな斗々屋饅頭も食べたいなと思います。
和菓子情報
種類 | まんじゅう |
あんこ | ゆずあん/こしあん |
サイズ | 6cm |
日持ち | 6日間 |
価格 | 130円 |
オススメ飲み物 | 煎茶,コーヒー,抹茶 |
店舗情報
店名 | 丸市菓子舗 |
住所 | 〒590-0952 大阪府堺市堺区市之町東1丁2−26 |
電話 | 072-233-0101 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
最寄駅 | 阪堺電軌阪堺線 大小路駅 |
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