啓蟄-けいちつ- 3月6日〜3月20日頃

土の中で冬ごもりをしていた虫たちが目を覚ます頃。

じっと眠っていた生き物たちが、地上に出てくる季節。

桃の花や菜の花が咲き始めるのもこの頃です。

日付では、3月6日頃〜3月20日頃のことを指します。

冬の眠りから目を覚まし、風を浴びた虫たちは、きっと清々しく生命力にあふれているでしょう。

そんな時に見つけた和菓子は、よもぎまんじゅう。

どこか懐かしく、ほっとするよもぎの香り。

やさしい緑色も、時の流れをゆっくり穏やかに感じさせてくれます。

このよもぎ、何度も踏まれたり毟られたりしても、日当たりがよければ荒れた土地でも繁殖できる、とても生命力の強い植物なのです。

また、生薬としても歴史があり、殺菌作用やデトックス効果など、ここでは書ききれないくらいたくさんの効能があります。

よもぎの強さを知ってから、私はよもぎのはいったおもちやおまんじゅうを見ているだけで、なんだかちょっと強くなれるような、頼もしいような気がしてしまいます。

風の冷たさよりも陽の暖かさの方が強く感じられるようになってきました。

新年度が近づいてきて、なにかと忙しいこの季節。動き出した虫たちと一緒になにかを頑張るも良し。

一旦手を止めて、窓を開けて風を感じるのも良し。

春はもうすぐそこに。

2019.03.06

 

WRITER あつこ(@koshianworld)

和菓子職人を夢見る女子大生。すきな和菓子は練り切りと羊羹。こしあん派です。「二十四節気と和菓子」を通じて、季節の細かな移り変わりを感じていただけたら幸いです。

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