雨水-うすい- 2月19日〜3月4日頃
雪が雨へと変わる頃。
雪解けがゆっくりと始まり、草木が芽吹いてきて、昔から農耕の準備を始める目安とされていました。
とはいえ、立春から15日。
昼間は風がやわらかくても、朝晩はまだまだ寒いので、服装に迷う時期でもありますよね。
雨水は、2月19日頃から3月4日頃のことを指します。
雨水の日にお雛様を飾ると、良縁に恵まれるといわれています。
女の子がいるお家は、少し早めに出してみるのも良いですね。
今回は、ちょっと気は早いですが、ひな祭りで食べる桜餅。
実は桜餅って、関東と関西では違うのです!
桃色の薄い皮であんこを包んだものが関東風。
桃色の道明寺粉でできたお餅であんこを包んだものが関西風です。
私はお餅が好きなので、どちらかというと関西風の桜餅を食べることが多いです。
あなたはどちらの桜餅を食べていますか?
皮や餅の食感、あんこのやさしい甘さ、桜の香りと少しの塩気が絶妙に重なる桜餅。
ぜひ食べ比べてみて下さい。
お雛様を眺めながら。そして、春一番を待ちながら。
2018.02.19
WRITER あつこ(@koshianworld)
和菓子職人を夢見る女子大生。すきな和菓子は練り切りと羊羹。こしあん派です。「二十四節気と和菓子」を通じて、季節の細かな移り変わりを感じていただけたら幸いです。