No.1 大福(だいふく)

大福が大好きです。和菓子の中で、いや、食べ物の中で一番好きです。大福の何が好きってあのもちもち感も、ボリュームも、あんこも。シンプルが故に素材の味を楽しめる和菓子の王様。さて、そんな大福ですが、そもそも大福とは一体なんなのでしょう。大福はあんこをお餅で包んだもののことなのです

大福の誕生は1771年、江戸で生まれました。腹持ちがよいことから腹太餅(はらぶともち)、大腹餅(だいふくもち)の名で庶民の間で人気になりました。寛政の改革時には、行商が焼きながら売り歩く熱い大福が流行したんだそう。大福屋さんになりたい。

そのころは、焼いたものを大福餅、焼いてないものは生の餡餅(あんもち)と呼んでいたらしいのですが、九州ではあまり「大福」というのが少なくて、今でも「あんもち」として売られていたりします。道の駅なんかに売っている大きなあんもちがたまらなく大好きです。

その当時は砂糖はまだまだ貴重な贅沢品。明治・大正期にかけては塩餡の大福餅も多かったそうで、今でも埼玉では「塩あんびん」という甘くない大福が売られています。

大福(お餅+あんこ)にいろんなものが加わって名前も変わります。

いちご+大福→いちご大福

よもぎ+大福→よもぎ大福

豆(えんどう豆や黒豆)+大福→豆大福

クリーム大福やらフルーツ大福やら〇〇大福と名前のつくものを多く見かけますがそういうものができたのも実はここ最近。いちご大福も1985年に考案されたと言われていて(諸説あり)、とても新しいお菓子なんです。できた当時は大福に「フルーツを入れるなんて!!!」と反対意見も多かったそうですが今となっては冬の風物詩。和菓子界でも新しい文化がどんどん生まれています。

そんなわけで今日は大福についてお伝えしました。→次はお団子についてです。お楽しみに。

 

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