手土産とお土産。日本を贈ること。

手土産とお土産。日本を贈ること。

「手土産は、自分が育った場所のものがいい」

とあるメルマガが届いた時書いてあった言葉です。

「手土産とは、相手に自分のことを知ってほしいことも兼ねている。自身が生まれ育った場所のエピソードも踏まえ、語れるものがいい」

一方お土産は旅先で買い求めた特産品のこと。

明確に分けるのは難しいなと思いつつ、この言葉を知ってから意識するようにしています。

毎日和菓子と触れ合うようになり、食べる時には「この和菓子はあの人に食べて欲しいな」と考えるようになりました。

誰かに会う時にはその人に食べて欲しい、その人のイメージに合うような和菓子を探すので、かなりの時間がかかってしまうこともあります。

 

手土産とお土産、どちらにしても贈り物を選ぶことは、つくっている職人さんの思いを届けること。

「渡すだけだから、自分には関係ない、何でもいい。」

いつかお土産売り場で聞いたこんな言葉にとても悲しくなったことがあります。

きっと渡す時の「つまらないものですが…」そんな言葉の影響もあるのではないかなと思っています。

確かにお土産は包装され、さらに食べる瞬間まで見届けるという機会は少ないかもしれません。

どこにでも売っているようなお土産もたくさん売っていて、選ぶのがめんどくさい、そう思ってる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、思いのこもった贈り物というのは和菓子に限らず贈ったこちらまで心が温まるもの。

大好きな人に、大好きな職人さんがつくるこのお菓子を食べて欲しい、お土産を選ぶこの時間が私はとても大好きです。

そして、そのお菓子の歴史や背景、そのお菓子を選んだ理由を相手にお話しすると必ず喜んでもらえます。

 

私がいつも和菓子の記事を書くのも、「このお菓子がおいしんですよ」とそのお菓子のことだけを伝えたいのではなく、いろんな和菓子を知るきっかけになって欲しいのです。

そして、読んでくれた方がお土産をきっかけに相手の方と素敵な関係が築けるお手伝いができたらいいなとこっそり思いながら記事を書いています。

和菓子を求めて全国をめぐっていますが、やっぱり地元の和菓子や名物の話題は盛り上がるもの。

自分の育った地域のことを知ってもらえるというのはとても嬉しいことです。

さらに、そんなお菓子があったんだ!と地元の方も知らなかったお菓子の話題で盛り上がることも。

自分の生まれ育った地域の良さを見つめ直すきっかけになれるよう和菓子の魅力を伝えていけたらいいなと思います。

 

最後に

最近和菓子の贈り物をいただきました。

きっと普段は行かない和菓子屋さんに足を運んでくれて、選んでくれたんだろうなと胸がいっぱいになりました。

贈る側ももらった側も嬉しくなる贈り物の文化を大切にしていきたいなと思います。

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