第7回 七五三

こんにちは。和菓子女子、せせなおこです。
毎月2回、岩川さんから原稿が届くのですが、毎回季節を感じるきっかけになっていて、今月は何が来るかな?ととてもワクワクします。さらに今回は言われるまで気づかなかったテーマでハッとさせられてまだまだだな〜と感じています。そんな訳で今回のテーマは「七五三」。曖昧ながらもなつかしい記憶に思いを馳せながら読んでみてください。

こんにちは。あじ福の岩川です。

ずいぶんと朝晩が涼しくなりまして、日によっては、少し寒いくらいですね。暦の上では、立冬をすぎ冬ですしね。しかし毎回、暦と、実際の鹿児島の季節に差がありすぎて生菓子や干菓子のデザインをいつ変えるか悩みます。(笑)

そんなわけで、11月15日は七五三です。和菓子は、昔から季節もそうですが、人生の節目節目の行事にも深く関わりがあります。なので今回は、七五三について書いてみます。

どうでしたか?今では、数え年と満になる年と、バラバラな感じもしますが。

七五三の和菓子は、地域によっても様々ですね。紅白饅頭だったり、引菓子だったり。最近では、親戚、家族が少なくなったので数を少なくしたり。日持ちのするものや。贈る方贈られる方が喜ぶような趣向を凝らした物など工夫されてます。

そんな人生の節目の行事に和菓子を添えて、願いを込めたのかもしれません。また、和菓子を贈ることで、感謝を伝えて喜んでいただく。行事の形自体は、時代によって変わっていくこともありますが、そんな想いは変わらずに、そしてそんな時でも和菓子を贈りたいと思っていただけるように励まないといけないですね。

ではまた。


岩川 中(あたる)

1982年生まれ

高校を卒業後、愛知県安城市「両口屋菓匠」で7年間住み込みで修業。
修業時代には、コンテストにも積極的に参加。平成20年には、愛知、岐阜、三重の東海3県による和菓子研究団体「名和会」のコンテストでグランプリを獲得。
同年に鹿児島に戻り、実家の3代目として茶席菓子やイベントへの参加、和菓子教室開催など積極的に活動中。

・資格

平成15年 製菓衛生師
平成20年 一級和菓子製造技能士
平成20年 優秀和菓子職人「選・和菓子職」

あじ福

1976年(昭和51年)鹿児島市で、岩川五夫(初代)、岩川富夫(2代目)で「あじ福」を創業。当時は、五夫が和菓子を、富夫が、洋菓子・パンを作る。五夫は、県内外で修業を積み九州を代表する和菓子職人として知られており、鹿屋での工場長時代には、「だっきしょ最中」を生み出した。昭和48年に鹿児島で開催された全国菓子博覧会では、鹿児島最大の工芸菓子を製作。平成5年に、2代目の富夫が場所を現在の姶良市に移し、徐々に洋菓子を減らし和菓子に力を入れる。この頃から、茶道の茶席菓子も担当するように。平成15年には、姶良市を御訪問された天皇皇后両陛下に上生菓子「山茶花」を献上。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です